今回は預貯金の遺産承継についてお話しします。
人間は必ず、いつかは死にます。
預貯金の遺産承継について
質問:口座名義人が死亡しました。どのような手続が必要ですか?
ご名義人が亡くなった場合は、相続の手続きが必要です。
大まかな手続きの流れ
申し出 ⇨ 書類の準備 ⇨ 相続手続書類の提出 ⇨ 預貯金の支払い
預金の承継については、取扱方法が各金融機関で様式も手続き内容も少しづつ違います。
くわしくは対象の取引店にお問い合わせてみましょう。
それぞれの金融機関によって手続が違います
ゆうちょ銀行場合
預金の相続手続が完了するまでの流れを説明します。
原則的な手続きの流れを説明していますが、内容によりお取扱方法が異なる場合がございます。
先ず、被相続人の貯金の有無を調べます。家族が全ての預貯金を把握していると言っても、
私の経験では本人した知らない口座が有る場合が良く有ります。
なので、必ず口座確認と残高確認をしないいけません。
相続手続きのため、被相続人の貯金残高の証明を受けたい場合は、どうすればよいのでしょう。
貯金の「調査」と「残高証明書」の発行をしてもらう手続きをします。
「調査」は無料です。
調査の結果判明した口座の「残高証明書」の発行には、当行所定の手数料が必要です。
この手数料は金融機関によってまちまちですのでそれぞれご確認ください。
次の書類を窓口に持参し、近くのゆうちょ銀行または郵便局の貯金窓口に申し出します。
・被相続人様の死亡の事実が分かる戸籍謄本等
・相続人様であることが確認できる戸籍謄本等
・相続人様ご本人様であることが確認できる運転免許証等
・相続人様のご印章
銀行
手数料(消費税込)は1通あたり880円前後です。
ご指定いただいた支店数×発行通数分の手数料がお引き落としのシステムの期間も有ります。
残高証明書が手元まで届く期間
残高証明書は手続完了後、約1~2週間程度で受付時に指定したの住所へ郵送されます。
休日をはさむ場合や取引内容によって、発行までに日数がかかる場合も有ります。
例えば、三菱UFJ銀行の場合
相続が発生したら、被相続人(亡くなった人)の銀行口座の手続きが必要です。
私の体験した三菱UFJ銀行での手続きについてお話しします。
相続が発生したことを銀行に出向き、被相続人のことを伝えます。
すると、だいたいの銀行は奥から慌てた感じで上級の役職の行員が対応に来ます。
自分の身分証明と遺言書が有れば持参、無ければ遺産分割協議書、法定相続情報、依頼者である相続人の私への委任状と契約書を持参しておき、相手の指示通りに従います。但し、
この時原本は提出しません。
この先は各銀行でさまざまですので、何が必要か、申請書類にはどこに何を書くのかを渡される手引きを見て聞きながらしっかりメモを取ります。
最初の行動については、HPの各サイトによっても手続き連絡が可能の機関も有りますが、私は窓口へ行きます。
報告すると被相続人の口座が凍結され、預貯金の出し入れが出来なくなります。
例 三菱UFJ銀行の場合
名義人が死亡の報告をすると、銀行から相続届や、相続手続きで必要となる書類についての案内が送られてきます。
相続届には、
①被相続人の氏名、住所、死亡した日など
②相続人の氏名、住所、電話番号(すべて自筆)、実印など
③取引支店名、取引種類、口座番号など
④払戻金を支払う銀行名、支店名、科目、口座番号など
を記載します。
添付書類としては、次のものを用意します。
遺言による場合は、用意する書類が一部異なります。
必要な書類については、送られてきた書類に書いてあります。
①法定相続情報一覧図の写し(被相続人の出生から死亡までの戸籍謄本、相続人の戸籍謄本を使う方法もある)証明書
②遺産分割協議書
③相続人全員の印鑑証明書
④被相続人の通帳、キャッシュカードなど
手続きのための銀行窓口に予約する
近くの支店で良い場合やその開いた窓口しかダメな銀行、または相続を取り扱う支店に限る、といく場合も有ります。
予約を入れます。ネットで予約できますし、電話でも予約できます。
書類の提出
予約した時間に、予約した支店の窓口に行き、書類を提出します。
飛び込みでも可能ですが、殆ど「予約してますか?していない方はお待ちください、
ただし、いつになるかは答えられませんのでそれでも良ければ店内でお待ちください」と、
イヤミ(に聞こえる)を言われます。それでも私は待ちます。
窓口では銀行の担当の人が書類をチェックし、相続専門窓口に書類を送る流れで受け付けてもらえます。
一部の銀行では支店自身で全て対応するところも有ります。
申請書を提出する際、他の金融機関にも使う書類が有れば原本確認だけしてコピーしてもらって本物は返してもらいます(例えば、遺産分割協議書、法定相続情報一覧図証明、印鑑証明書)。
払戻し
提出してから約2週間ぐらいで、指定した銀行口座に支払いがなされ、指定した申請者または代理人の住所に報告の通知と共に使用済通帳が戻ります。
ここまですんなりと終わっても約1~2カ月、書類不備や誤記など、実際は様式がマチマチなので手間取ることもしばしば。
金融機関は統廃合が進んでおり、開店時間も短く人員削減もあり承継終了まで時間がかかります。
行政書士に依頼すると手間がかからず時間節約。
預貯金の相続業務は行政書士に任せましょう。
預貯金の遺産承継についてでした
以上の情報は一般的なものであり、具体的なケースにより異なる場合があります。法律の専門家に相談することをお勧めします。
他人事では無い相続の問題です。
私の信条は、「親身になって、心でお話を聞く」こと。
思いきって相談に来たけど、話を聞いてもらったらホッとした、来てよかった!と喜んで頂いています。
相続手続きは複雑で深刻な問題です。
特に、戸籍の集め方や相続の手続きが解らない場合、専門家のアドバイスを受けることが重要です。
大阪市民や大阪府民の皆さまに、相続相談の重要性と行政書士長谷川帝塚山法務事務所のサービスをご紹介いたします。また、案件により大阪府下だけでなく、全国対応も可能です。
事務所のご案内
親の死亡後、相続手続きは複雑で深刻な問題です。特に、戸籍の集め方や相続の手続きが解らない場合、専門家のアドバイスを受けることが重要です。大阪市民や大阪府民の方々に向けて、相続相談の重要性と行瀬書士長谷川帝塚山法務事務所のサービスをご紹介いたします。
大阪の行政書士長谷川帝塚山法務事務所にご相談ください。
行政書士長谷川帝塚山法務事務所は以下の特徴があります。
無料相続相談キャンペーン中 : 土日、夜間に対応可能で、相続の打ち合わせは無料で対応中です。
行政書士長谷川帝塚山法務事務所の無料相続相談コーナー開設中!
※案件が殺到した場合、予告なく早めに終了する場合が有りますので、先ずはお問い合わせください。
事務所はアクセスの良い立地 : 阪堺電気鉄道「ちんちん電車」で帝塚山四丁目駅下車徒歩2分の好立地です。
「相続」が「争族」になってしまい、手遅れとならないよう、遺産の名義変更や相続手続きをスムーズに進めるために、行政書士長谷川帝塚山法務事務所をご利用いただければ幸いです。